オクニョ

今、「オクニョ」といえば、韓国ドラマ「オクニョ 運命の女」のことを指します。このドラマは、全51話とかなりの長編で、韓国ドラマの火付け役となった「チャングムの誓い」や「トンイ」のイ・ビョンフン監督の最新作です。原題の「獄中花」からも想像できるように、監獄で育った女性が主人公の苦難を乗り越え懸命に生き抜く姿を描いた大作です。韓国MBCが創立50周年を記念して企画した特別ドラマとして、精鋭の制作陣と人気キャストが史実とフィクションを織り交ぜた壮大な世界を描きました。愛憎劇アリ、政治劇あり、のジェットコースター時代劇と称されるオクニョ。NHK総合テレビで、毎週日曜日、23:00~0:00 に放送しています。

オクニョのあらすじ

物語は16世紀半ばの朝鮮王朝13代・明宋の時代を描いています。
妊婦がムンジョンデビの放った刺客に襲われ逃げ込んだ先は典獄署(監獄)で、そこで女の子を出産しました。
その時に産まれた女児がオクニョでした。
オクニョはチ・チョンドクら典獄署の役人や、収監されているパク・テスやチョン・ウチ、イ・ジハムらから学問も犯罪の手口までも学び、知識と武術を身につけながら利発に成長していきました。
天才的な頭脳と卓越した武術で次々と起こる難関を自分の力で乗り越え、大商団まで率いてしまうほど人を引き付ける魅力あふれるオクニョの波乱は続きます。
そのたぐいまれなる知力を活かして、女性弁護士として活躍するようになったオクニョに宿敵が現れます。
オクニョの宿敵となるのは歴史上最悪とも言われるムンジョンデビの一族です。
宮廷でのムンジョンデビと明宋の覇権争いにオクニョが巻き込まれていきます。
オクニョの出生の秘密や、絡み合う宮廷の人間関係、その謎は最後にとけるのか。
亡き母に刺客を差し向けたムンジョンデビとオクニョはどうどう対峙するのか。
王朝を揺るがす愛と、命をかけた戦いが始まります。

オクニョ 主な登場人物

【主人公】
・オクニョ(チン・セヨン):監獄で育った才色兼備の少女
【ムンジョン大后一族】
・ムンジョン・デビ(キム・ミスク):中宗の3番目の王妃で国政を独占しようと企む
・ユン・ウォニョン(チョン・ジュノ):ムンジョン皇后の弟で側近
・ナンジョン(パク・チュミ):ユン・ウォニョンの側室かつムンジョン王后の側近
・ユン・シネ(キム・スヨン):ユン・ウォニョンとナンジョンの娘
【オクニョを取り巻く人々】
・ユン・テウォン(コ・ス):オクニョを見守る謎の男
・パク・テス(チョン・グァンリョル):元工作員。地下牢に捕われの身でオクニョの師
・明宋(ソ・ハジュン):ムンジョン王后の息子で政敵。オクニョには身分を偽っている
・チ・チョンドク(チョウ・ウンピョ):監獄の役人、オクニョの継父
・チョン・デシク(チェ・ミンチョル):監獄の署長
・ユ・ジョンフェ(パク・キルス):監獄の役人
・イ・ジハム(チュ・ジンモ):法典や易学などの知識をオクニョに与える
・チョン・ウチ(イ・セチャン):稀代の詐欺師
・チョンドン(ショリ):すりの名人で、オクニョに何かと頼られる
・ソン・ジホン(チェ・テジュン):パク・テスの孫でユン・シネの元縁談相手
・ハンサングン(イ・スンア):クニョの亡母の元親友
・コン・ジェミョン(イ・ビド):商団の最高責任者、ユン・テウォンを信頼
・イ・ソジョン(ユン・ジュヒ):人気芸妓
・ヤン・ドング(イ・ボンウォン):オクニョに協力する捕盗庁の役人
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オクニョのキャスト

オクニョでは華やかな宮廷衣装もみどころです。
そんな素敵な世界を描き出す女性キャストの中から、3人について紹介します。
・オクニョ役のチン・セヨン
デビュー1年目でドラマ「うちの娘コンニム」の主役を演じ、一躍スターに躍り出ました。
その後ドラマ「異邦人」では1人2役を演じ、演技力でも賞賛を浴び、大スターの地位を確立しました。

・ムンジョンデビ役のキム・ミスク
ドラマ「華麗なる遺産」で悪女役を絶賛されたベテラン女優。

・チョン・ナンジョン役のパク・チュミ
時代劇「女人天下」で注目を浴びましたが活動を中断し、2010年に復帰しましたが、
2012年に活動を休止、翌年の2013年に再復帰しました。

なお最新情報は公式HPでご確認ください。オクニョ